今日は私がフリーターからプログラマーとして正社員で就職するまでの体験談をお話ししたいと思います。 「フリーターから正社員への就職」と聞くと、なかなか難しいイメージがありますよね。私自身も最初は不安と戸惑いがありましたが、努力と運の要素もあって、夢を叶えることができました。 この記事では、私がどのようにしてプログラマーとしてのキャリアをスタートさせたのか、どのような困難を乗り越えてきたのか、そしてフリーターから正社員への転身を果たすために必要なスキルや心構えについてお伝えしていきます。
もしもあなたがフリーターからプログラマーとしての道を目指しているのであれば、ぜひ私の体験談を参考にしてみてください。きっとあなたの就職活動に役立つヒントが見つかるはずです。
フリーターからプログラマーへの転職を目指した理由
私はフリーターとして働くことに不満や限界を感じていました。
20代前半で気になったことはなかったのですが、20代後半になると、フリーターとしての仕事は安定性や将来性に欠けることが多く、経済的な不安に押しつぶされそうになってきたのです。
フリーターとしての経験と不満
フリーターは時間に融通が利くと思います。
自由に、というと語弊がありますが、比較的休みも取りやすく、嫌な仕事をずっと続ける必要もありません。その日食べるものに困らなければ良かったし、欲しいものがあるときは仕事を増やして稼ぐことも出来ました。
一方で、安定した収入や社会的な地位を得ることが難しく、自己成長やキャリアの構築にも制約がありました。また、労働条件も厳しく、長時間労働や低賃金は当たり前と感じることが多かったです。それが、私が将来に対して不安を感じる大きな要因となりました。
プログラマーへの興味と感心
フリーターとして働いている当時、私の中のプログラマーのイメージは好きな時に好きな場所でPCひとつあれば働ける・・・そんな感じでした。実際そういう方もいるのかもしれませんが、実際そんなに甘くはありません。
ただ、好きな時に好きな場所で働けるならフリーターとそんなに変わらないのでは?というのが、私がプログラマーに興味を持つきっかけだったのは確かです。自由だし、正社員なら安定しているし、煩わしい人間関係もなさそう・・・プログラマーとしてなら、働けるかもしれない・・こうして私の勘違いから転職活動ははじまりました。
フリーターから正社員への就職活動で苦労したこと
就職活動を行う上で苦労したことはたくさんありますが、大きく分けると3つ挙げられます。
- プログラムの理解
- 履歴書・職務経歴書
- 面接
詳しく見ていきましょう
プログラムの理解
自慢ではありませんが、あまり勉強が好きではなく、自分から勉強をしたことなんてなかった私。
もちろんプログラマーという仕事は全然理解しておらず、何をやる人なのか、どんなことを勉強したら良いのかわかっていませんでした。
それでも、プログラムが少しはわかるようにしておいた方が良いだろうと、気合を入れて勉強しました。自分から勉強をしようと思ったのは初めてかもしれません。スクールに通うような余裕はなかったので、YouTubeを見たり本を読んだり、友達に聞いたりしながら、ほとんど独学での勉強となりました。
何となく将来の不安から始めた転職活動でしたが、不思議なことに勉強していくうちに、プログラマーになりたいと強く思うようになっていきました。
履歴書と職務経歴書
次に苦労したのが、履歴書や職務経歴書です。
就職活動や転職活動において非常に重要なステップです。自己PRや経歴を伝えるための貴重なツールとなります。しかし、どのように書けばアピールできるのか、フリーターだった時の職歴はどのように書くのか見当もつきません。
最初の頃は空欄が目立ち、書類で落とされることが多かったです。落ちて当たり前・受かればラッキーくらいに考えていた私でもさすがに凹むことが多かったです。
勉強は自分でもなんとかなる部分がありますが、履歴書・職務経歴書については、プロのアドバイスをもらうのが、成功への近道だと思います。私も戻れるなら最初からプロに相談するようにあの時の私に教えてあげたいと思います。
面接の対策と模擬面接の活用
面接も苦労しました。
正しい言葉遣いがわからないから、思うように答えられないことが多かったです。面接官に苦笑いされたことも。
ただ、面接に関しては何回も繰り返すうちに、上手にできるようになっていきました。場数って大事。
私は利用しなかったのですが、模擬面接ができるならやっておいた方が良いです。
自分一人で想像するだけでは限界があります。両親や先輩、お友達が手伝ってくれるのであればお願いしてみるのも良いでしょう。
フリーターからプログラマーへの転職が成功したポイントは?
転職成功のポイントは、自分を客観的に見つめてみたことと、イベントなどに積極的に参加して色んな人に会ったことだと思っています。
得意なことと苦手なことを整理した
自信のポートフォリオを作ると良いよという先輩からのアドバイスがありました。ポートフォリオとは、自分自身のスキルや経験をアピールするためのツールです。でもスキルとか、経験って、私にはアピールできるようなものは何もありません。
そこで、私は少々幼稚かなとは思いつつ、自分のできること・得意なこと、また苦手なことややりたくないことを一覧にして整理しました。これは結構良かったと思います。
どうしてもやりたくないことに該当する仕事は、いくら正社員でも応募しないようにしました。
また、面接での受け答えでも、自分自身の強み・弱みを知っていることでスムーズに応えられるようになりました。
自分を客観的に見つめて、得意・不得意をまとめておくことは転職成功へのポイントだと思います。
イベントへの参加
オンラインイベントやコミュニティにも積極的に参加しました。
イベントでは、自分が今まで知らなかったような知識を持つ人に出会うことができました。色んな考え方を知ることも出来ました。
私と同じようにフリーターから正社員として就職した人に出会うことも出来、妙な自信に繋がりました。
フリーターからプログラマーへの転職を考えている方へ
何回も、何回も失敗してようやく正社員としてプログラマーになれた私としては、1番大切なのは諦めないことだと思います。
今、プログラマーの業界でも人手不足が続いているので、諦めなければきっと転職先が見つかります。
自身の目標とやる気を持つことが大切
自身の目標とやる気を持つことは非常に重要でしょう。
目標を持つことで、やる気に繋がります。勉強しなければいけないこと、やらなければいけないことも明確になりますし、自分のためだと思えば実現も可能です。
自分が何かに向かって努力する目標があると、それに向けて頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
やみくもに進めるのではなく、目標を達成するための計画やスケジュールを立てることも重要です。具体的な行動を起こすことができます。
サポートや情報収集のためのリソース活用
転職は1人では難しいと思います。
特にフリーターから、プログラマーとして正社員採用されるには、情報収集が欠かせません。
それは1人では限界があります。
私のオススメは、サポートや情報収集のためには、様々なリソースを活用することが重要です。
例えば、インターネット上のウェブサイトやオンラインコミュニティは、さまざまな情報や意見を得るための貴重なツールとなります。もちろんプロの転職エージェントの利用もしかりです。
転職エージェントを利用するなら、フリーターに特化しているエージェントがオススメです。
フリーターならではの悩みの解決にもつながりますし、フリーター採用の実績がある企業に繋がりやすいからです。
まとめ
私がフリーターからプログラマーの正社員として仕事を始めたのは、もうすぐ30歳の誕生日を迎えるという夏の暑い日でした。
フリーターの毎日は楽しいことが多かったし、人間関係にも恵まれていたけど、いつもどこかに将来への不安がありました。
でも今、ちょっと大変だったけど頑張ってプログラマーとして転職を成功させ、正社員になったことで、心にも時間にも余裕ができたように思います。
フリーターから就職して正社員を目指すなら、プログラマーが穴場です。