「独身だけど、正社員じゃなくてパートで生きていくのってアリ?」
「正社員はしんどそうだし、今のパート生活は結構気楽。でもこのままで大丈夫なのかな……」
こんなふうに考えたことはありませんか?
一昔前は「パート=結婚している女性や子育て中の女性がするもの」みたいなイメージも強かったと思います。
でも、今は働き方も生き方も人それぞれ。
独身だから正社員じゃないとダメ、なんてことはありません。
私自身もフリーターやパートとして働いていた時期があります。
正直に言うと、
「正社員よりパートの方が気楽じゃん」
と思っていたこともありました(笑)。
決められた時間だけ働いて、仕事が終わったら自分の時間。
責任の重い仕事を任されることも少ない。
残業もほとんどない。
私にとっては、かなり居心地のいい働き方でした。
ただ、年齢を重ねるにつれて少しずつ気になってきたんです。
「今はいいけど、この働き方をずっと続けても私は大丈夫なのかな?」
この記事では、独身女性が正社員ではなくパートで生きるメリットや注意点、そして「このままパートでいいのかな?」と思ったときに考えてほしいことを、私自身の経験も交えながらお話しします。
独身なのにパートで働くのはおかしい?

まず最初に言いたいのですが、
独身でパートとして働いていること自体は、全然おかしくないと思います。
正社員ではなくパートを選ぶ理由なんて、人によって本当にさまざまです。
正社員ではなくパートを選ぶ理由
- 以前の正社員生活で疲れてしまった
- 人間関係でしんどい経験をした
- 自分の時間をもっと大切にしたい
- 趣味や勉強、副業など仕事以外にやりたいことがある
- フルタイム勤務が自分には合わない
- 体調や生活に合わせて働きたい
- やりたい仕事がパート・アルバイトだった
- 就職活動中で一時的にパートをしている
夢と希望を持って正社員になったものの、実際に働いてみたら毎日残業。
人間関係もしんどい。
仕事のことを考えるだけで朝から憂うつ……。
そんな経験をして、
「もう正社員はしばらくいい(´;ω;`)」
となる人だっていると思います。
逆に、仕事より趣味や自分の時間を優先したくて、あえてパートを選んでいる人もいます。
だから私は、
「独身なのにパートって変なのかな?」
と周りの目だけを気にして、無理に正社員を選ぶ必要はないと思っています。
大切なのは、
「正社員かパートか」ではなく、その働き方で自分が納得して生活できているか。
ここです。
独身女性が正社員よりパートで生きるメリット

パートという働き方には、正社員にはない良さもあります。
私もフリーターだった頃は、そのメリットをかなり感じていました。
自分の時間を作りやすい
パートの大きなメリットは、勤務日数や勤務時間を調整できる求人が多いことです。
職場によっては、
「週3日」
「1日5時間」
「午前中だけ」
など、自分の生活に合わせた働き方を選びやすいですよね。
その分、仕事以外の時間を確保しやすくなります。
趣味を楽しむ。
資格の勉強をする。
副業をする。
平日の空いている時間に出かける。
私も、
「朝から晩まで仕事して、ご飯食べて寝るだけの生活は嫌だ〜!」
と思うタイプなので、このメリットはすごくわかります(笑)。
自分の体力や生活に合わせて働きやすい
世の中には、週5日・1日8時間働くのが苦にならない人もいます。
でも、全員がそうとは限りません。
週3〜4日くらいがちょうどいい人。
1日5〜6時間なら無理なく続けられる人。
朝が苦手で午後から働きたい人。
いろんな人がいます。
長く働くために、あえて無理のない働き方を選ぶ。
これも立派な選択だと思います。
仕事以外のことを大切にできる
仕事を人生の中心にしたい人もいれば、そうではない人もいます。
旅行したい。
推し活したい。
絵を描きたい。
資格を取りたい。
家族との時間を大切にしたい。
のんびり暮らしたい。
それだっていいんです。
「仕事より大切にしたいものがあるから、パートを選ぶ」
という生き方も私は全然アリだと思います。
転職や働き方を変えるハードルが低く感じることもある
正社員だと、転職ひとつでもかなり勇気がいりますよね。
「せっかく正社員になったのに……」
「また転職したら職歴が増える……」
なんて考えてしまうこともあります。
パートの場合は、勤務時間や仕事内容を変えながら、自分に合う職場を探しやすいと感じる人もいると思います。
ただし、パートだから仕事に責任がないわけではありません。
どんな雇用形態でも、お給料をもらって働く以上、任された仕事には責任があります。
そのうえで、働き方の自由度が高い職場を見つけやすいのはパートの魅力です。
でも「独身でパート」を続けるなら考えておきたいこともある
ここまではパートのいいところを書きました。
では、
「じゃあ一生パートでも何も問題ないじゃん!」
となるかというと……。
そこは人によります。
特に独身で、自分の収入を中心に生活している場合は、少し現実的に考えておきたいことがあります。
私が大切だと思うのは、
「誰かが何とかしてくれる前提ではなく、自分の収入で生活を維持できるか」
ということです。
今の収入で生活していける?
まず一番大事なのがお金です。
パートでも十分な収入を得ている人はいます。
反対に、正社員でも収入に余裕がない人はいます。
なので、
「パートだから貧乏」「正社員だから安心」
と単純には言えません。
見るべきなのは、自分の実際の収支です。
家賃。
食費。
水道光熱費。
通信費。
税金。
社会保険料。
日用品。
そして貯金。
一人暮らしなら、基本的に全部自分のお財布から出ていきます。
私も一人暮らしをしていたとき、給料日には、
「よーし!今月も給料入った!」
と思うんです。
でも家賃を払って、光熱費を払って、スマホ代を払って……。
「あれ?私のお金どこいった?(゚Д゚)」
となっていました(笑)。
だからまずは、自分が毎月いくらあれば普通に生活できるのかを把握しておくことが大切です。
シフトが減ったときにも大丈夫?
パートやアルバイトでは、勤務先や契約内容によって月ごとの勤務時間が変わることがあります。
忙しい月はたくさんシフトに入れる。
でも暇な時期になると、勤務時間が減る。
そうすると当然、月収にも影響します。
私も時給で働いていた頃は、
「今月シフト少ないんだけど……生活費どうしよう」
と不安になることがありました。
毎月のお給料を全部使い切ってしまうのではなく、収入が減った月や急な出費に備えるお金を少しずつ準備しておくと安心です。
病気やケガで働けなくなったら?
これも、独身で生活するなら一度考えておきたいことです。
アルバイトやパートでも、条件を満たせば年次有給休暇があります。
また、勤務先や働き方によっては社会保険の加入対象になることもあります。
つまり、
「パートだから何の保障もない」
というわけではありません。
ただし、自分自身がどの制度に加入しているのかは把握しておいた方がいいです。
一人暮らしなら特に、
「もし体調を崩してしばらく働けなくなったら、生活費はどうする?」
と考えておくと安心です。
社会保険や年金についても一度確認しておく
以前は、
「正社員は厚生年金、パートは国民年金」
というイメージを持っている人も多かったと思います。
でも現在は、パートやアルバイトでも勤務先や労働条件などによって社会保険の加入対象になります。
そのため、雇用形態だけを見て将来の年金額を判断することはできません。
まずは、
「自分はいま厚生年金に加入しているのか」
「どんな社会保険に入っているのか」
を確認してみてください。
給与明細を見たり、わからなければ勤務先に確認したりするだけでもOKです。
将来のことを考えるなら、なんとなく不安になるより、自分の現在地を知る方がずっと役に立ちます。
独身パートだから結婚できない?そんなことはない
「独身」「パート」と検索すると、
「結婚できない」
みたいな言葉が出てくることがあります。
こういうのを見ると嫌になりますよね(笑)。
でも私は、雇用形態だけで結婚できる・できないが決まるとは思いません。
結婚は、相手との関係や価値観、生活設計など、いろんな要素が関係します。
だから、
「結婚するために正社員にならなきゃ!」
と必要以上に焦ることはないと思います。
それよりも私が大事だと思うのは、
「もし結婚しなくても、自分一人で生活していける?」
ということです。
将来結婚するかもしれない。
しないかもしれない。
それは今の時点ではわかりません。
だからこそ、結婚を前提にするのではなく、自分一人でも生活できる働き方を考えておくと安心だと思います。
「独身なのにいつまでパートなの?」と言われるのがつらい
これもありますよね。
親や親戚から、
「正社員にならないの?」
「いつまでパートなの?」
「ちゃんとした仕事探さないの?」
なんて言われることもあるかもしれません。
余計なお世話じゃ(゚Д゚)
と言いたくなります(笑)。
パートだって仕事です。
その仕事があるから、世の中が回っている部分だってたくさんあります。
だから「パート=ちゃんとしていない」という考え方には、私は賛成できません。
ただし、
周りに何と言われるかと、自分自身が今の生活に納得しているかは別問題。
ここは分けて考えた方がいいと思います。
自分で生活できていて、今の働き方にも満足している。
それなら、周りの価値観だけを理由に働き方を変える必要はありません。
でも心の中では、
「本当はもう少し収入が欲しい」
「本当は正社員になりたい」
「将来がちょっと不安」
と思っているなら、その気持ちは無視しない方がいいです。
周りに言われたからではなく、自分のために働き方を見直す。
それでいいと思います。
独身でパートを続けるなら確認しておきたい5つのこと

「私はこれからもパートで生きていきたい!」
そう思っているなら、それもひとつの選択です。
ただ、私はこの5つを一度確認してみることをおすすめします。
パート生活のチェックポイント
- 今の収入で毎月の生活費を払えている
- 少額でも貯金ができている
- 急な出費や収入減に備えられている
- 自分が加入している社会保険を把握している
- 5年後も今の働き方を続けたいと思える
ここを確認したうえで、
「やっぱり私はパートの方が合っている!」
と思えるなら、それは自分で選んだ働き方です。
逆に、
「毎月生活するだけで精一杯」
「シフトが減るとすぐ生活が苦しくなる」
「貯金が全然できない」
「本当は正社員になりたい」
「5年後も同じ生活だと思うと不安」
という状態なら、ほかの働き方も一度調べてみるタイミングかもしれません。
「いつか正社員になりたい」と思っているなら先延ばししすぎない
ここは、私自身がフリーターだったからこそ思うことです。
パートとして働くこと自体は悪くありません。
ただ、
「本当は正社員になりたい。でも就活するのが嫌だから、今はパートでいいや」
という状態をずっと続けるのは、少しもったいないと思います。
というのも、私自身がそうだったから(笑)。
履歴書を書くのが面倒。
面接なんてもっと嫌。
求人を見ても、
「経験者歓迎」
「○○経験必須」
なんて書いてあるだけでそっと画面を閉じる。
「まあ、今も一応生活できてるし……」
と先延ばししていました。
でも、正社員になるかどうかは、最初から決めなくてもいいんですよね。
まずは求人を見てみる。
ハローワークで話を聞いてみる。
就職支援サービスで、今の自分に応募できる会社があるか聞いてみる。
それくらいでも十分です。
情報を集めてみて、
「やっぱり私はパートがいい」
と思ったら、そこでパートを選べばいい。
知らないまま諦めるのと、選択肢を知ったうえで選ぶのでは全然違うと思います。
私はフリーター・パートから正社員になる道を選んだ

ちなみに私は、最終的には正社員になる道を選びました。
理由は、
「今の生活は嫌いじゃない。でも、この働き方をずっと続けるのは私は不安だな」
と思ったからです。
もちろん、正社員になった瞬間にすべての悩みがなくなったわけではありません。
正社員には正社員の大変さがあります。
責任も増えます。
仕事がしんどい日だってあります。
でも私の場合は、今後の収入や働き方、生活のことを考えたときに、正社員になる方が自分には合っていました。
だから、
「正社員になった方が偉い」ではなく、「私には正社員の方が合っていた」
というだけなんです。
私がフリーターの将来を本気で考えるきっかけになった話は、こちらにも書いています。
→ フリーターの末路を想像したら急に怖くなって、正社員を目指した話
「パートで生きる」と決める前に5年後の自分を想像してみて
私は、パートで生きること自体を否定するつもりはありません。
むしろ、自分に合っているならそれも立派な働き方です。
ただ、一度だけ考えてみてほしいことがあります。
「5年後も、今と同じ働き方をしていたい?」
5年後を想像して、
「今くらいの勤務時間がちょうどいい」
「収入にも困っていない」
「仕事以外の時間を大切にしたい」
「この働き方が好き」
と思えるなら、無理に正社員になる必要はないと思います。
でも、
「収入をもう少し増やしたい」
「一人で生きていけるか不安」
「本当は正社員になりたい」
「このまま年齢だけ重ねるのはちょっと怖い」
と思ったなら、今のうちに少し動いてみてもいいかもしれません。
独身女性がパートで生きるのはアリ。ただし「なんとなく」では決めない
独身女性が正社員ではなくパートで生きることは、私は全然アリだと思います。
正社員だけが正解ではありません。
時間を大切にしたい。
体力に合わせて働きたい。
仕事以外にもやりたいことがある。
それならパートという働き方が合う人もいます。
でも、
「就職活動が怖いから」
「正社員になる自信がないから」
「なんとなく今のままでいいかな」
だけで何年も続けて、あとから後悔するのはもったいないです。
パートを続けるにしても、正社員になるにしても、
一度ほかの選択肢を知ったうえで、自分で選ぶ。
私はそれが一番いいと思っています。
正社員も少し気になっている人へ
「今すぐ正社員になりたい!」
とまで決めていなくても大丈夫です。
まずは、
「今の私にはどんな仕事があるんだろう?」
と調べてみるだけでもOK。
フリーターやパートから正社員を目指す人向けの就職支援については、こちらの記事で比較しています。
→ フリーター・無職に強い就職エージェントおすすめ6選を見る
履歴書の書き方がわからない。
面接が怖い。
自分に応募できる求人があるのかわからない。
そんな場合は、一人で全部やろうとせず、就職支援を利用する方法もあります。
フリーターから正社員を目指すなら
「正社員になりたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方には、フリーター・未経験者の就職支援に強い
JAIC(ジェイック)の就職カレッジも選択肢のひとつです。
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30代後半以降の方、お近くに拠点がない方は、対象から外れてしまう場合があります。
私のように勤務先から正社員登用の話がある人ばかりではありません。
「今のアルバイト先では正社員になれない」
「職歴に自信がなくて、一人で就活するのが不安」
という方は、まず相談してみるのもひとつの方法です。
就職相談・就職支援は無料
パートを続けるのも、正社員を目指すのも、どちらが絶対に正しいということはありません。
周りにどう見られるかではなく、自分が安心して生活できる働き方を選んでくださいね。