一昔前は「パートは寿退社した主婦や子育てが一段落した主婦がするもの」というイメージが強かったと思いますが、それはもう昔の話。
最近では結婚や出産をしても正社員として働き続ける女性が増え、逆に独身でもパートという働き方を選ぶ人も珍しくありません。
しかし独身でパートだと「どうして?」「大丈夫?」など周りから不思議がられたり心配されたりすることもあるのではないでしょうか。
この記事では独身が正社員よりもパートで生きる理由やメリット・デメリットについて解説します!
独身が正社員よりもパートを選ぶのはなぜ?
独身が正社員ではなくパートとして働いている理由を私なりに考えてみました。
正社員ではなくパートで働く理由
- 正社員が辛くてやめてしまった
- やりたい仕事がなかった
- 趣味などほかにやりたいことがある
- 時間や人間関係に縛られたくない
- 就職できなかった
- れはダミーのテキストです
- これはダミーのテキストです
夢と希望を抱えて就職したものの残業が当たり前のブラック企業だった・・・人間関係に疲れ果ててしまった・・・さまざまな理由で退職する人も多いです。
転職して再び正社員になる人もいますが、短期間で退職した場合は再就職が難しかったりトラウマができて正社員にはなりたくなかったり、といった理由でパートを選択する人も多いのです。
ほかにもやりたい仕事がなかった、学生時代の就職活動がうまくいかなかった、などの経緯でパートを選択する人や、自由を求めてパートという働き方を選ぶ人がいます。
独身が正社員よりもパートで生きるメリット
独身が正社員よりもパートで生きるとこのようなメリットがあります。
人間関係のストレスが少ない
出世争いや足の引っ張り合いに巻き込まれることも少ないですし、嫌な上司がいたとしてもパートならすぐに辞めやすいです。
人間関係は退職理由で常に大きな割合を占める要因で、そこから解放されたいと思う人は多いでしょう。
責任のある仕事をしなくていい
責任の大きな仕事は正社員が任されるため、仕事そのものに対するストレスも少なくなります。
もちろんパートであっても仕事には責任感を持って取り組んでいると思いますが、会社を背負うような重要な仕事をすることは少ないでしょう。
自分の時間を作りやすい
勤務時間が正社員よりも短いケースが多く自分の時間を作りやすいため、ゆっくり休んだり好きなことに時間を使えたりするのも大きなメリットです。
じっくり取り組みたい趣味がある人や職場と家の往復で終わる日々が嫌だという人には重要なポイントになりますね。
独身が正社員よりもパートで生きるデメリット
独身が正社員よりもパートで生きると以下のデメリットが考えられます。
収入が安定しない
正社員とパートの大きな違いは収入の安定性です。
特にシフト制のパートの場合、時期や会社の売り上げによって急にシフトを減らされてしまい収入がなくなるなんてことも・・・。
もらえる年金が少なくなる
パートだと将来もらえる年金が少なくなる可能性があります。
年金制度は2階建て構造になっていて、労働の有無に関わらず国民全員が加入する国民年金の上に会社員が加入する厚生年金が乗っかっています。
つまり、厚生年金を払っている人は将来、国民年金にプラスして厚生年金も受け取れるということです。
パートでも条件によっては厚生年金に加入するケースもありますが、加入していない場合はもらえる年金は国民年金の分だけになります。
収入が少なくて貯金できていないパートがもらえる年金も少ないとなると・・・老後を考えるだけでゾッとしますね。
結婚しにくくなる
収入や将来が不安定で責任のある仕事もしていないパートは、結婚が不利になる可能性も高いです。
特に男性でパートの場合は相手を見つけることも難しいですが、親御さんから強い反対にあう可能性が高く結婚のハードルは更に上がります。
生涯独身を貫くと決めている人なら問題ありませんが、結婚を希望するのであれば結婚が難しくなるのは大きなデメリットとなるでしょう。
周りからの視線が辛い
最近は多様な働き方が認められつつありますが、それでもまだ独身でパートを続けている人への視線は冷たいものがあります。
年齢が高いほどその傾向が強く、親戚の集まりのたびに「いつまでもフラフラして・・・」や「婚期逃すよ」なんて余計なお世話と言いたくなる言葉を聞くはめになるかもしれません。
独身が正社員よりもパートで生きるときの注意点
独身が正社員よりもパートとして生きていくときには以下の点に注意しましょう。
パートで生きていくには
- 節約を心がけ貯金をしておく
- 健康管理をしっかりする
- 就職の意思があるなら早めに動き出す
まず金銭面で正社員よりも不安定なパートは、節約と貯金をしっかりとしておく必要があります。
格安SIMに変更する、ランチはお弁当を持参する、など出費を抑えて生活防衛資金(急な事態などに備えるお金)は多めに準備しておきましょう。
時給や日給で働いているパートは、仕事を休むとそれだけお給料も少なくなります。
正社員のように休んでも給料を保証されるわけではないため、日々の健康管理に気を配ることが重要です。
もしも「いつかは就職したい」と思っているのであれば、早めに動き出すことをおすすめします。
なぜならパート期間が長く、年齢が高いほど就職は難しくなるからです。
悲しいですが将来性を感じられる若さや、即戦力になるような実績がなければ雇用してくれる企業はかなり少なくなってしまいます。
パートが楽だからと就職活動を先延ばしにしていると後悔する可能性が高いです。
年を取ってから焦って就職活動をしたものの時すでに遅し・・・なんて事態を避けるためにも早めに就職活動を始める、資格やスキルを身につける、など行動を起こしましょう。
まとめ
自由でストレスのない生活を求めてパートを選ぶことは間違いではありませんし、一度きりの人生、会社に縛られたくないと思うのも理解できます。
ただしその自由には大きなリスクがついて回ることは忘れてはいけません。
パートとして生きると決めたときは良くても、年を重ねるごとにお金の面でも社会的地位でも周りの同年代とは差が開いていき、急に老後が不安になるのはよくある話。
貯金や健康管理などの自己管理がしっかりでき、結婚が難しく老後が困窮するかもしれないリスクに耐えられる自信があるのなら独身でもパートとして生きるのもアリな選択だと思います。
もし将来不安になるかも・・・と思うのであれば早めに正社員になれるように動き出すことをおすすめします。
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